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武豊線乙川駅から分岐していた輸送機工業叶齬p線の廃線跡のレポートです。
この専用線は、1944(昭和19)年4月の乙川駅営業開始(簡易駅からの昇格)と同時に、敷設されました。
輸送機工業鰍ナは、トレーラー、スチールドア、燃料タンク、海上コンテナなどの製造が行われていました。鉄道関係では、戦災車両の修理から始まり、国鉄の気動車・客車・貨車を製造しました。
完成品はこの専用線を通り、各地へ運ばれていきました。鉄道車両は製造と平行して、廃車車両の解体も行っていましたので、鉄道車両の誕生から終演までを見届けた路線でした。
専用線の廃止日は不明ですが、1975(昭和50)年11月の衣浦臨海鉄道開業と同時に、武豊線各駅の貨物取扱いが廃止(半田埠頭駅に集約)されているので、その頃に廃止されたものと思われます。
ページ下部のヘリコプターの画像をクリックすると、昭和52年の輸送機工業工場付近の航空写真のページへ移動します。
廃止された後の写真ですが、専用線の線路跡は確認できます。(リンク先…国土交通省ウェブマッピングシステム)
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