碧南線は1977年(昭和52)5月25日に開業しました。
名鉄三河線で行われていた貨物輸送を引き継ぎ、高浜市駅からは地元名産の三州瓦、権現崎駅からはコーンスターチなどが発送されていました。
その後、瓦の輸送がトラックに切替えられるなど輸送量が減少、廃止されかねない状況でしたが、1991年から碧南火力発電所〜小野田セメント(現・太平洋セメント)間の炭酸カルシウム・石灰石輸送が始まり、輸送量は格段に増え、衣浦臨海鉄道を窮地から救いました。
*碧南線の碧南〜権現崎は、2006年4月1日付で廃止されています。